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since 2008/9/17 ネットの片隅で妄想全開の小説を書いています。ファンタジー大好き、頭の中までファンタジーな残念な人妻。 荻原規子、上橋菜穂子、小野不由美 ←わたしの神様。 『小説家になろう』というサイトで主に活動中(時々休業することもある) 連載中:『神狩り』→和風ファンタジー 連載中:『マリアベルの迷宮』→異世界ファンタジー 完結済:『お探しの聖女は見つかりませんでした。』→R18 恋愛ファンタジー 完結済:『悪戯なチェリー☆』→恋愛(現代) 完結済:『花冠の誓いを』→童話 完結済:『変態至上主義!』→コメディー
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別の世界に旅立っちゃうんだぜ

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始まってしまいましたー。
前は母性の実習でしたが今回は正反対の老年です。



それも死に近い方です。



しかし病院って不思議な場所だ。方や生命を生み出す手伝いをし、方や死に逝く方の苦痛や不安を和らげて最期を迎えるお手伝いをする……。



医者はどちらかといえば病気しか診ませんが、看護はその人の生活全部を看るんですよね。



今回はどちらかといえば後者なので多分辛いと思うけど、頑張ります(笑)

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 いや、別に憂鬱な内容ではありません。

 むしろ感動的な(?)内容だと思います。

 今日、実習で分娩に経ち合わせてもらいました。分娩ってあれです、出産です。はい。
実習で一度は必ず分娩に立ち会わなければならないのですが、何分全てが初めての経験なので、闇は何をしたらいいのか全くわからず、とりあえずうちわで扇いだり、水をあげたりしていました。どうやらお産は腰に来るようです。腰がとりあえず痛くなると
腰のマッサージしたりもしました。何分、助産学生とは違って本当になにやりゃいいの私、って感じでおろおろしていたら、助産師に舌打ちされそうな勢いでした。わーこれ、闇さん邪魔じゃねー?
これは完璧、お産についてきたはいいけれど、一体どこをどう何をしたらいいのか全くわからない夫のような心境。一応、勉強はしてきましたが、いざやってみろといきなり言われても無理なものは無理だったorz

経産婦さんで、今回が三回目のお産ということで、かなりお産の進行も早かったです。陣痛誘発剤を使って人工的に子宮を収縮させていたのですが、やっぱり聞いたら痛いそうです。痛いけど・・・・・・子どもが生まれることは楽しみだし、ね。
最後に向かうにつれて、テンションが上がってくるらしく、妊婦さん異様にテンション高くて
「ごめんね! 私騒いじゃうかもしれないけど!」
と明るく言ってくれました。


陣痛が強くなってくると、いろんなことに気を配る余裕もなくなってきます。痛みでもう何がなんだかわかんねーようって感じでした。
一緒に闇も、
「フーウンッ、フーウンッ」と陣痛にあわせて呼吸をするわけですけど……
いきんでいる妊婦さんをみて、
闇も何か生まれそうな勢いでした

そして経産婦さんなので、産む時間はめちゃくちゃ短いんです。
多分、破水してからあっという間、30分もかかっていないでしょう。
もう何が何だか闇にもわからず、
赤ちゃんが下から出てきました。


人間が生まれる瞬間をはじめてみた闇は

わけもなく泣けてきて、

赤ちゃんと一緒に泣きました。(赤ちゃんは呼吸をするために泣いているわけですけど)

でもちょっと怖かった。感動したけど。臍帯がグロテスクだった。胎盤もだけど。

あの謎な臓器が母親と子どもをつないでいたんだなーと思うと不思議ですね。

人間は本当に(?)よくできているなーと思いました。男の人はお産の痛みに耐えられないとよく聞きます。

女はやっぱり強い(そこかよ)

白衣の天使と呼ばれていますね、ナースって。
実際、患者さんと話すナースや、話を聞くナースは白衣の天使だと思うんです。
心に優しさがなければできない職業でしょうよ。

ですが、私達は人間です。

優しさとか綺麗な感情だけではないです。

怒りとか、普通に感じるし。

無力感とか、普通に感じるし。

患者さんから怒られればそれがたとえ認知症のひとでもへこむし。

看護師さんだって患者さんには優しくて、看護学生にはめちゃくちゃ厳しくて学生の間ではあの人はサイボーグとか実はインド人だとか。
血の通っていない人間だとか色々言われる人もいます。

もし私が何らかの疾患にかかり、病院に入院することになったら。

きっとナース達は優しくしてくれると思いますが、その表面上の優しさを知ってしまっている私は、素直に受け入れられない気がします。

患者さんと向き合うときは私は医療者であり、患者さんは病人です。

病院で初めて会う人。

病院に入院してくる前はどういう生活を送っていたのか、どういう人生だったのか。私は病気のときの患者しか知らないから、動けない方のオムツ交換とか陰部洗浄とか平気でやっていますがどうなんでしょう。

その人って、何が好きだったの?
好きなことってなんだったの?

こういうことは全部、関係なくオムツ交換、清拭、陰部洗浄ー。

厳格なお父さんであったり、優しいお母さんであった人が、全裸にされてナースに全てさらけ出すわけです。
苦しくないですか。
辛いでしょう。

ナースさんたちはもうなれているので、機械的に作業をこなします。私も徐々に、そうなってきてしまっているのかなと最近思うんです。

でも自分だったら、絶対嫌だなと思うし。


近々、卒論を書かなければなりません……。自分の考える看護とは? ということを日々考えています。やっぱり私が大事にしたいのは、患者さん一人一人に合った看護を提供することでしょうか。
そのためには、患者さんのことをよく知るのはとても大事なことなのです。

何言ってんだか全然わかんないわこれ。

看護って意外とおくが深くて、難しいなと思ってみたり。実習中のストレスとか半端ないし。今実習中なんですけど。

あと二ヶ月……実習が続きます。国試は二月。受かるといいなー。
 

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