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since 2008/9/17 ネットの片隅で妄想全開の小説を書いています。ファンタジー大好き、頭の中までファンタジーな残念な人妻。 荻原規子、上橋菜穂子、小野不由美 ←わたしの神様。 『小説家になろう』というサイトで主に活動中(時々休業することもある) 連載中:『神狩り』→和風ファンタジー 連載中:『マリアベルの迷宮』→異世界ファンタジー 完結済:『お探しの聖女は見つかりませんでした。』→R18 恋愛ファンタジー 完結済:『悪戯なチェリー☆』→恋愛(現代) 完結済:『花冠の誓いを』→童話 完結済:『変態至上主義!』→コメディー
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別の世界に旅立っちゃうんだぜ

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一応、稼働しています。

『小説家になろう』の方で連載させてもらっていた、『悪戯なチェリー☆』がようやく、本編完結しました。色々広がりすぎたけど、割とこじんまりと甘く終わった感があります。できれば番外編やらちょっとした続編やらを書いてみたいとは思っていますが、もうしばらくこのお話は放置しておきたい。何故ならば、今やっている連載で割と手一杯だからです。
ここでお礼を申し上げたいと思います。拍手で大学編をご希望してくださり、ありがとうございました。余力があれば書きますね。私もあの子たちは愛おしいですし、紫がこのままでおしまいっていうのも悲しい。
余裕があればやりたいです、いい息抜きになりますしね。

ただ、思うように進まないのはなかなかフラストレーションが溜まります。

それに、反応が薄いとやる気も薄くなります。

モチベーションを維持できればいいんですがね(笑)


たまには創作屋としてのブログらしく、ちょっと『マリアベルの迷宮』について語ります。いや、創作全般について?

国の設定とかを考えるのが、楽しくて仕方ない今日この頃です。
一体だれがそんな喜んで、国の設定なんて知りたがるんだって思うんだけど、一番喜んで知りたがってるんだよ、私がね!

でも、面白い作品で結構緻密に国の設定してあるんですよね。例えば、『小説家になろう』だと、小田マキ様のアイリスの剣やファーランドの聖女これらは共通の世界観があるものですが、雰囲気は真逆だと思う。でも、どっちも素敵。ファーランドの主人公はナメクジ女ことアムリット姫ですが、彼女の性格がとても素敵なのです。ブルーデンス嬢も好きだったけど、私はどっちかというとアムリット嬢派かな。
話が逸れました。

とにかく、面白い作品ほど世界観はしっかりしていると思います。というか、そうあるべきなんだろうなと思う。
本当は、時間の概念も、星も太陽も月も、全てが全て違うわけですよね。むしろ、太陽(SUN)、月(MOON)は地球から見た星の名前であり、月なんて地球唯一の衛星なわけじゃないですか。だから異世界に月があるのは本当はおかしいと思うんですよね。地球の衛星が異世界にあるの?ってなる。むしろ、その世界には衛星なんてないのかもしれない、けれど必ず、月は出てきますよね。(必ずじゃないか…汗)
そこがなんというか、不思議なところ。もちろん、私の作品にも必ず太陽も月もでてくる。やっぱり一番想像しやすいものだし、代替となるものに置き換えてもいちいち説明しなくちゃいけない。その点、普遍的なものってのは言葉で一言言ってしまえば、いくらでも想像してもらえますものね。
だからと言って、簡単にファンタジーの世界に現代社会で氾濫している和製英語だとか、カタカナを多様するのははばかられますが。

今思えば、『神狩り』も和風ファンタジーとは言っているものの、言葉づかいやら何やら全く和風でない上、どこが神話に準えているのかと頭をひねりたくなるできです。以前、拍手で『なんちゃって和風ファンタジーでものたりなかった』とコメントされたことがありますが、なるほど、確かになんちゃってですね。
中途半端なのは、多分一番つまらないんだと思います。

 
今まで漠然としか考えてなかったけど、文化文明、思想とか、そういうのありきの世界ですよね、やっぱり。
どうしても自分の常識を基準にしちゃいますが、それだとやっぱり偏りますね。


マリアベルの迷宮は、月の下で君を喚ぶの裏の物語に位置づけられるものだと思っています。
竜の帰還の主人公は白竜であるスピカです。マリアベルはあらゆる面において、スピカとは対なす存在だと思います。意図してやったわけではないのですが、気付けばそういう構図になっていました。というか、そんなような気がするんです。
そして、物語自体対をなしています。(そんな気がする)
マリアベルの迷宮の主人公は、レグルスという人物ですが、彼はスピカとは縁の深い人です。読めば分かると思いますが、彼らのアレは対になっています。そして、彼はヒーローであるシリウスとも対になっています。
シリウスは最初こそ冷淡でしたが、内面は情深いです。
対するレグルスですが、表面は愛情を持って接しているように見せかけて、内面は冷えています。というか、彼はその境遇から全てを諦めていました。

そのレグルスが、マリアベルには何故惹かれるのかといいますと……

マリアベルが彼とちゃんと向き合ってくれるからなんですよね。(そうだったのか。)

今まで誰も、彼に向き合ってこなかった。自分でさえも自分に向き合わなかった。だから彼はいつまでも子どもでしたが、マリアベルという人物に出会ったことで、恐らくレグルスは本当の意味で大人になってゆくんだと思います。
(そういう話だったのか…)

書いていくと、色々気付くこともあるようです。
まさか、こんなところ覗いているような暇な方はそうそういないと思いますので、多大なネタばれをしてしまったような気がしなくもないですが、自分の考えを整理できたという点ではよかったのかもしれない。
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