since 2008/9/17
ネットの片隅で妄想全開の小説を書いています。ファンタジー大好き、頭の中までファンタジーな残念な人妻。
荻原規子、上橋菜穂子、小野不由美 ←わたしの神様。
『小説家になろう』というサイトで主に活動中(時々休業することもある)
連載中:『神狩り』→和風ファンタジー
連載中:『マリアベルの迷宮』→異世界ファンタジー
完結済:『お探しの聖女は見つかりませんでした。』→R18 恋愛ファンタジー
完結済:『悪戯なチェリー☆』→恋愛(現代)
完結済:『花冠の誓いを』→童話
完結済:『変態至上主義!』→コメディー
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別の世界に旅立っちゃうんだぜ
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【純粋だからこそ汚れた周囲が腐敗して映る】
という話に本当はしたかったのだと思いますが。何故か程遠いものになった月君。(勝手に省略)
話の流れは以下の通りです。↓
昔ベリアードという国に、それはそれは大層貧相な姫がいました。名はスピカ(真珠星)。右目は幼いころより見えず眼帯をしていました。左目はヘーゼル色の瞳です。スピカ姫は毎日、灰色の空を仰ぎました。
この世界の空は一年中灰色でした。住民は青い空を拝んだことがありませんでした。もちろん、スピカも空の青さを知りません。
空は邪悪な竜によって奪われてしまったのです。
彼らの吐く硫黄の息はそらを亜鉛色に雲らせて酸の雨を降らせ、大地を枯渇させました。地上の人はそれを恨みながらどうすることもできません。
ベリアードには竜を自在に呼び出したり操ったりする一族がいました。彼らは自らを召喚士と名乗っており、皆空のように青い瞳をしていました。王は再三彼らに竜を殺して欲しいと頼んでいました。ですが竜と仲のよい彼らはその頼みを聞くことができません。
ある時、ベリアードの占者が国の未来を占いましたところ、青眼の者は国を滅ぼすと分かりました。それを聞いた国王は、早速青眼の人間を片っ端から捕らえて絞首刑にしてしまいました。
召喚士はそれからどこに行っても迫害され、彼らは地上の居場所を失ったのです。悲しみにくれた召喚士たちは空へ上り、天空へ居場所を求めたのです…。
彼らは新たな楽園で幸せに暮らしていました。
ーー誰かの悲鳴と慟哭を聞くまでは。
束の間の幸せ。楽園で悲鳴が聞こえるはずがない。【祈り】は笑顔で、墜ちてゆきました……。
姫は父を敬愛していました。民に愛され家族に愛され。父はいつも微笑みを絶やしませんでした。
姫は知りませんでした。
知ろうとしませんでした。
ーー父が黒い感情を隠すために笑っていたことを。父が本当は愚かな王で、支配欲にまみれていたことを。自分を見るとき、獲物を狙う猛獣のように血走った目をぎらつかせていたことを。
17歳の誕生日の前日、姫は牢へ隠されました。召喚士として竜を喚び支配する為。姫は竜の娘でしたが腐敗した世界に落されました。
姫は己の気付かないうちに己の守護竜を呼び出していました。(外に出たいと思ったあの時です。)
シリウスは姫の守護竜だったのです。シリウスの言葉は、姫に真実を突き付けました。そこでやっと気付かされたのです。
竜を支配するには竜石という石が必要でした。その石は竜毎に異なり竜の命、魂でした。姉のイラは、その石を何故か持っていました。イラは姫の母親から、竜石を奪ったのでした……。
シリウスはイラに操られ、姫を裏切ります。
姫は再び暗い地下宮に幽閉され、明朝に処刑される運命となりました。
暗闇の中、ひとりシリウスを恨む姫。己の竜を思ううち、彼の言葉が聞こえてきました。
王もイラも知りませでした。彼女そのものが、竜であることを。右の青い目を持つ彼女こそが……父の求めた天空竜だったのです。姫は竜の血を引く娘でした。王は自分が今まで囲い続けた姫自身の手で、殺されたのでした…。
その後…
青い目はベリアードのみならず世界に革命と光をもたらしたものとして、色んな国から追われるようになりました。
ちゃんちゃん♪(え)
えーと…
今回、全く主人公には感情移入できませんでした。一人称で書いていたにもかかわらず、どこか客観的。なんとなく冷めた印象だったのではないかと。あまりにも闇と心がかけ離れていた。もう勝手にしてくれッッ!全く掴めないぜ。スピカ。闇と同じだ!
スピカの目ですが…右目は自前。左目が移植したものです。地上に墜ちてから移植したものと思われます…。魔力なしのカモフラージュとして、青味が少ないヘーゼルになったと。
元々壮大なスケールの話だったので、一万で語るには色々足りなかったなぁ。そのうち、なんかシリーズ化するとか連載するとか、考えるかもしれませんね。
他の方の作品全部に感想評価レビュー入れるのが目標!
最後に。
主催様、素敵な企画本当にありがとうございました!
という話に本当はしたかったのだと思いますが。何故か程遠いものになった月君。(勝手に省略)
話の流れは以下の通りです。↓
昔ベリアードという国に、それはそれは大層貧相な姫がいました。名はスピカ(真珠星)。右目は幼いころより見えず眼帯をしていました。左目はヘーゼル色の瞳です。スピカ姫は毎日、灰色の空を仰ぎました。
この世界の空は一年中灰色でした。住民は青い空を拝んだことがありませんでした。もちろん、スピカも空の青さを知りません。
空は邪悪な竜によって奪われてしまったのです。
彼らの吐く硫黄の息はそらを亜鉛色に雲らせて酸の雨を降らせ、大地を枯渇させました。地上の人はそれを恨みながらどうすることもできません。
ベリアードには竜を自在に呼び出したり操ったりする一族がいました。彼らは自らを召喚士と名乗っており、皆空のように青い瞳をしていました。王は再三彼らに竜を殺して欲しいと頼んでいました。ですが竜と仲のよい彼らはその頼みを聞くことができません。
ある時、ベリアードの占者が国の未来を占いましたところ、青眼の者は国を滅ぼすと分かりました。それを聞いた国王は、早速青眼の人間を片っ端から捕らえて絞首刑にしてしまいました。
召喚士はそれからどこに行っても迫害され、彼らは地上の居場所を失ったのです。悲しみにくれた召喚士たちは空へ上り、天空へ居場所を求めたのです…。
彼らは新たな楽園で幸せに暮らしていました。
ーー誰かの悲鳴と慟哭を聞くまでは。
束の間の幸せ。楽園で悲鳴が聞こえるはずがない。【祈り】は笑顔で、墜ちてゆきました……。
姫は父を敬愛していました。民に愛され家族に愛され。父はいつも微笑みを絶やしませんでした。
姫は知りませんでした。
知ろうとしませんでした。
ーー父が黒い感情を隠すために笑っていたことを。父が本当は愚かな王で、支配欲にまみれていたことを。自分を見るとき、獲物を狙う猛獣のように血走った目をぎらつかせていたことを。
17歳の誕生日の前日、姫は牢へ隠されました。召喚士として竜を喚び支配する為。姫は竜の娘でしたが腐敗した世界に落されました。
姫は己の気付かないうちに己の守護竜を呼び出していました。(外に出たいと思ったあの時です。)
シリウスは姫の守護竜だったのです。シリウスの言葉は、姫に真実を突き付けました。そこでやっと気付かされたのです。
竜を支配するには竜石という石が必要でした。その石は竜毎に異なり竜の命、魂でした。姉のイラは、その石を何故か持っていました。イラは姫の母親から、竜石を奪ったのでした……。
シリウスはイラに操られ、姫を裏切ります。
姫は再び暗い地下宮に幽閉され、明朝に処刑される運命となりました。
暗闇の中、ひとりシリウスを恨む姫。己の竜を思ううち、彼の言葉が聞こえてきました。
王もイラも知りませでした。彼女そのものが、竜であることを。右の青い目を持つ彼女こそが……父の求めた天空竜だったのです。姫は竜の血を引く娘でした。王は自分が今まで囲い続けた姫自身の手で、殺されたのでした…。
その後…
青い目はベリアードのみならず世界に革命と光をもたらしたものとして、色んな国から追われるようになりました。
ちゃんちゃん♪(え)
えーと…
今回、全く主人公には感情移入できませんでした。一人称で書いていたにもかかわらず、どこか客観的。なんとなく冷めた印象だったのではないかと。あまりにも闇と心がかけ離れていた。もう勝手にしてくれッッ!全く掴めないぜ。スピカ。闇と同じだ!
スピカの目ですが…右目は自前。左目が移植したものです。地上に墜ちてから移植したものと思われます…。魔力なしのカモフラージュとして、青味が少ないヘーゼルになったと。
元々壮大なスケールの話だったので、一万で語るには色々足りなかったなぁ。そのうち、なんかシリーズ化するとか連載するとか、考えるかもしれませんね。
他の方の作品全部に感想評価レビュー入れるのが目標!
最後に。
主催様、素敵な企画本当にありがとうございました!
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Re:さすらい物書き様へ!
2008/10/28 19:24
わーさすらい物書き様(≧∀≦)/
早速読ませていただきましたφ(*゜▽゜*)ψ何かもう嬉しすぎて言葉がございません!ありがとうございました!ありがとう以上の言葉があればいいのに…。闇の作品には勿体ないレビューです。深く読んでいただきありがとうございます!
楽しんでいただけたようでよかったです!実は内心、どんな酷評が来るんだとびびっていた闇です。
これからも闇を見捨てないで下さいませ(笑)
早速読ませていただきましたφ(*゜▽゜*)ψ何かもう嬉しすぎて言葉がございません!ありがとうございました!ありがとう以上の言葉があればいいのに…。闇の作品には勿体ないレビューです。深く読んでいただきありがとうございます!
楽しんでいただけたようでよかったです!実は内心、どんな酷評が来るんだとびびっていた闇です。
これからも闇を見捨てないで下さいませ(笑)
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